2014-03-07

「窓花ー中国の切り紙 黄土高原・暮らしの造形/フィールドワーク」展行ってきました

2月28日(金)から三軒茶屋駅のキャロットタワーにある「生活工房」ではじまりました展覧会、「窓花ー中国の切り紙 黄土高原・暮らしの造形/フィールドワーク」



日本から遥か遠く、広大な黄土が広がる中国の土地で、新年を迎える準備として、あたりまえのように毎年作り飾られていく切り紙「窓花(まどはな)」を見つけた下中菜穂さん、丹羽朋子さん。

お二人を中心としたフィールドワークは、黄土を掘って作られたヤオトンという家の窓に貼られた切り紙「窓花」を、ただ外から眺め記録するのではなく、同じごはんを食べ、共に寝起きをし、お互い探りながら、心を開きながら丁寧につづられていきました。
そのなかで出会った人、発見や驚きの時間を、展示室の扉をくぐることで、私たちもその暮らしを一緒に体験することが出来ます。



切り絵の手の動きのあとを目で追っていくのも楽しくて、うれしくなってしまいます。
中国というと、まだ訪れたことがないので、自分にとってとても遠く、ぼんやりとしたイメージしか想像できませんでしたが、展示室に流れる音や影、映像をみていると、なんだか不思議な気持ちになってきました。 

フィールドノートに旅人の目で記された閃きやワクワクを覗き見れるのも、ドキドキします。
会場で流れる映像、じっくりもう一度拝見したいなぁ。 

切り絵に興味のある方も、
フィールドワークに興味のある方も、
私たちと同じ毎日の暮らしが、中国でどのように営まれているのか気になる方も、ぜひ。

お近くの方も、ぜひぜひ。


その後、家で見よう見まねで本を見ながら
「向き合うカササギ」を切ってみました。
展示ポスターにもいる、目のキラキラした鳥です。

鳥はいいですなぁ。

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